映画〖喜びも悲しみも幾年月〗を59年ぶりに観る!
思い起こせば!私の中学の時だから、もう59年も前に観たことになる
昨日、京都文化博物館のフィルムシアターで観てきました、素晴らしかった!
二十四の瞳のでこちゃん〈高峰秀子〉も良かったが、私的にはこちらが好きです
上の灯台がファストシーンの観音崎灯台
佐渡にある弾崎灯台にはこの映画の佐田啓二と高峰秀子の銅像が建っている
灯台守!今もこの映画のように住んで居られるのだろうか?おそらく無人だと思う
本当に大変な仕事である、船の航路を守ると云うことがこれ程大変な事とは!
この映画の素晴らしいことは、主人公の夫婦が本当に明るくて、苦労を感じさせない所
高峰秀子が、夫役の佐田啓二に『お父ちゃん』と云うセリフが自然で実にいいのだ
私の手元に一冊の本がある、斉藤明美著『高峰秀子が愛した男』である。
これが将に、映画の夫役の佐田啓二と実際の夫【松山善三】がダブるのである
それは!映画と同じように、夫【松山善三】と事を ”お父ちゃん” と呼んでいる事
正直言って、今までこの本読まずにきた、3年と5か月前の出版である・・・そして!
その2年前の2010年に高峰秀子は亡くなっている
この本をじっくり読んでから、ブログにしたいと思っている次第である
さて!映画の方ですが、制作の前年の1956年に雑誌掲載された実在の灯台長の妻の手記
を木下恵介監督自身が脚本を執筆したとある、そして赴任する灯台はすべて現地ロケ
主題歌の素晴らしさも改めて感動して聞いた、実に効果的にこの歌が流れてくる
上映時間も159分と云う、一部・二部構成の長編であるが、アッという間に終わった
息子を亡くし、娘も結婚して海外へ行ってしまい、結局二人きり!
そんな二人がラストで、手に手を取って、次の灯台に赴任するシーンで又泣けた!
悲しい涙でなくて、温かい心からの涙を流しながら映画は終わっていく
いや~159分間こころが温まりっ放しの映画でした
皆さんの機会があれば是非鑑賞されては如何でしょう
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