【長慶天皇陵】から神々と天皇の宮都へと!



あれは!四月二十三日の土曜日、カメラ片手に??いやいや腰に付けて自転車で出発

嵯峨美術大学の前に咲いていた八重桜を撮り!続いて10分程走った処にある・・・

【鹿王院】に寄って写真を撮らせて頂き嵐電の嵯峨駅まで帰って来て、起こったのです!

天皇陵巡りの切っ掛けが??こんなところに天皇陵が??それがこの写真です・・・

今自分が建っている場所は、右へ行くと突き当りが ”JR嵯峨嵐山駅” です!

今までに何度?どころか何百回も行き来した道路です、それがこの表示に気が付かず!

それに天皇の名前も知りません、・・でも何か惹かれるものがあったのですね~奥へと

最初の写真の一番奥に、この表示がありました、中へ入っても良いのかな~??

誰もいません・・何しろ京に生まれて73年!自慢じゃないけど御陵に入るの初めて!

意を決してイザ・・中へ〈そんな大層なぁ~〉広いのですよ、それに厳かなんです

長慶天皇の ”嵯峨東陵” 〈さがのひがしのみささぎ〉です、ここから始まるのです・・

早速帰ってネットで調べたところ、南北朝時代の南朝方の第三代天皇である事が判明!

次の第四代天皇が南朝最後の天皇【後亀山天皇】で長慶天皇の弟やったんです

私50年詩吟をやってきて、南朝の時代に大変興味があったので、のめり込んだのですよ

そこから天皇陵巡りが始まったんです・・それからは本屋へ行くと天皇の文字に目が!

京都寺町にある古本屋さんで見つけたのが高城修三著【神々と天皇の宮都をたどる】です

2001年10月の初版物です、長慶天皇陵との出会いがなければ、目にも止まらなかった!

そして、この本が・・私にとってとんでもない本との出会いだったんです

私が知らなかっただけで、高城修三さんって凄い人なんです、1978年に芥川賞を受賞!高松市の生まれなんですが、京都を中心にご活躍とか、それにこの本の出版が文英堂!

文英堂と云えば、中学の時の参考書が文英堂で、京都の千本十二坊にあったはずです!

何と不思議な出会いです、そしてこの本の中で・卑弥呼と邪馬台国が奈良にあったと!

この事は一度、現地に行ってから報告したいと思っています

でも!私が知らなかっただけで、その筋では以前から知られていたとか!

このブログを見られて・今頃何寝ぼけたこと云うとんね!との声が聞こえてきそうです

ただ!私は今回の一連の出会いが偶然とは思えないのです・しかも吟道50周年の年に!

今回はその出会いの不思議さを紹介いたしました・・