竜安寺の裏山に六つの御陵と火葬塚一つ

前々回に一条・堀河両天皇のダブル御陵の前には絶景が!と紹介しましたが、続きを

右が一条天皇・圓融寺北陵で左が堀河天皇・後圓教寺陵で、その前に広がるのが下の写真

天皇自体には何の優劣もないはずなのに、大きい・小さい、高低の差、単独・雑居と色々

ここの一条・堀河ダブル天皇陵の前に広がる絶景は、今までの中ではここだけです

さて!ここまでが前々回です、それでは前方のほとんど地上まで下りていきますよ~

やっと!降りて来ましたが、この御陵・・・天皇の御陵では無いのですね、?

後朱雀天皇の皇后さまの陵で圓乗寺東陵なんですね!手元の歴代天皇陵には入っていない

この御陵の前に十段ほど上がると、そこにトリプル御陵があったんです、山の中でした

ここに後朱雀天皇の御陵があったので、では先ほどのは?と・・気が付いたのです

三人の天皇様が入って居られる、トリプル御陵です、圓乗寺陵・圓教寺陵・圓宗寺陵です


まずは、後朱雀天皇・圓乗寺陵です

続いて後冷泉天皇・圓教寺陵です


三番目、一番奥には、後三条天皇・圓宗寺陵です

場所的に三つの御陵を一枚には入りませんので

一枚づつになりました、もうここからは数段下りると竜安寺!

ここへ下りて来ます、仁和寺から上がって宇多天皇陵へ先に行って山越えをしたので!

ここへ出てきましたが、普通はここから上がって、トリプル御陵、更に上がってダブル陵

一番上が圓融天皇の火葬塚と云う事になるんです

この日、二時間半ぐらいで、宇多天皇陵から山越えをして竜安寺まで下りて来たのです

これで右京区にある御陵は常照皇寺にある後花園天皇陵だけだと思います

右京区以外の京都にある御陵が次の目標です・・天皇様待ってて下さいね



















天智天皇【山科陵】、実は〖八角古墳〗でした

行きたい!行きたい!と思いながら中々行けずに・・やっと今日〈5月29日〉参拝する

いやぁ~軽く考えていて、お恥ずかしい思いとお詫びの気持ちで参拝させて頂きました

前が国道2号線になっていて何時も通過地点なんです、一度〈日時計〉を見た覚えが?

こんなに奥深いとは思ってもみませんでした・しかも【御廟野古墳】と云う〖八角墳〗

ここにこんな文があります

 ~本古墳は、被葬者の実在性のも、天皇陵古墳に比定することにも問題がない

  つまり、天智天皇陵と呼称してもはぼ間違いのない古墳である

  このような古墳は非常に稀であり、他には、天武・持統合葬陵の野口王墓があるだけ

また、この規模の事も記されている

 ~築造年代は7世紀末~8世紀。古墳の大きさは、上円対辺長約46メートル、

  下方辺長約70メートル、高さ8メートルである。

 

ネットで調べてみました、規模が大きいはずですね・・古墳て知りませんでした

73歳にして初めてです、予備知識を持っていくべきでしたね!!まずは写真をどうぞ!

国道沿いにある ”日時計” 天智天皇が日本で初めて時計を〈水時計〉設置したことで

モニュメントとして参拝者を出迎えています、私も微かに記憶がある程度ですが

では参道を静々と進む事と致しましょう、【御廟野古墳】って知らなかった!

ここには〖天智天皇山科陵〗とあるだけです、古墳とは何処にも表示がありませんでした

この先の参道が途切れている様に見える処が、参道の約半分、次の写真がその中間点です

半分以上来ているかもしれませんが、更に石畳を進んで行きますと、御陵が見えて来た

参道は約400メートルぐらいとか、石の鳥居が見えてくると胸がキューンとなってきます

入って直ぐに右の方向に進みました・・・何の意味もありませんが、左の木が素晴らしい

その素晴らしい木越しに御陵を写してみました・・それから参拝に進んで行きました

皇太子名〖中大兄皇子〛、天智天皇の山科陵〈やましなのみささぎ〉八角墳です

右側の石に刻まれた〖天智天皇山科陵〗が読めるでしょうか?

お天気が晴れていなかって、写真もはっきりしませんでしたが

念願の天智天皇陵に参拝出来て最高でした

京都の天皇陵まだまだありまっせ

最後に天智天皇の御朱印?・・いやいや陵印を押しましょう















民家のガレージの隣に【天皇陵】が!

ここひと月の間に京都嵐山周辺を中心に【天皇陵】巡りをしてきましたが

将に山あり、谷あり、そして民家ありでした・・もちろん天皇陵が先にあり

後からその周辺に民家が出来たんですが、もう少し樹木で囲んで於いたら!

と思うことが【御陵】巡りをし始めてしばしばあります

そんな写真をご覧頂きたいと思って・・・

先ずは、花山天皇・紙屋川上陵〈かみやがわのほとりのみささぎ〉両横が民家です

その上、鎖がしてあって奥へ入れませんでした

同じ日に行ったのですが、花山天皇陵を目指していたら遭遇したのでした

花山天皇陵より広い敷地で奥の御陵も広くて、立派でした

二条天皇・香隆寺陵〈こうりゅうじのみささぎ〉参拝道を入って行きますと

広い敷地にびっくりでした・・でもここからも民家が顔を出しています

次の文徳天皇・田邑陵〈たむらのみささぎ〉は常盤にあって、御陵への参道は民家の裏

石段を上がると上がった分だけ盛り土がしてあって左に池がありました

御陵へは上がれませんが、小高い丘の上に文徳天皇が鎮座されているようで、素敵でした

福王寺を西へ村上天皇陵に行く途中【圓融天皇】後村上陵〈のちのむらかみのみささぎ〉

が民家の真ん中にありました、写真がありませんが、奥の左角が民家のガレージでした

今回は民家の中にある天皇陵を紹介いたしました

なお!画像アップロードの過去の写真を消したら

過去のブログの写真が消えてしまいました・・・ガックリです

以後気を付けますので、宜しくお願い致します